Feature 02

事実婚

お互いの立場を尊重した未入籍という選択

婚姻届けを提出せず未入籍の形ですが、お互いに夫婦であると認識しており、共同生活を送る二人のことです。特に夫婦別姓、子供の問題などがある場合は事実婚を選択するケースもあります。

<法律婚との違い>

法律上は夫婦と認められておりませんが、社会的には夫婦と認められるため一部法律婚と同等の扱いを受けるものもあります。(但しお互いが未入籍の場合)
・婚姻届⇒✖
・税金控除⇒✖
・相続⇒〇※必要書類で受け取り可能
・子供⇒非嫡出子となるため親権等は母親側

<メリットどデメリット>

<メリット>
・夫婦別姓が叶い各種手続きが不要
・親族との付き合いを気にしなくていい
・事実婚解消後の戸籍に記録が残らない 等
<デメリット>
・遺産相続の問題
・夫婦関係の証明が難しい
・子供の認知や養育環境 等

姓を変更したり関係を解消しても戸籍に残らない

婚姻届けは提出しませんが、お互いを夫婦であるという意思を持って、周りからも同様に夫婦と認められているので、「同棲」とは意味合いが異なります。女性側が姓を変えたくない場合や、戸籍に拘らない方にとって最近多くなってきている婚姻関係です。