<キャリアコンサルタントから見た婚活>官製婚活の意義とは?
以前、東京MXの「堀潤のモーニングFLAG」番組内の「激論サミット」のゲストコメンテーターとして出演させて頂いた際、テーマは「官製婚活はやりすぎかどうか」という内容でした。
自治体が婚活事業を行うことに関するメリットやデメリットなど様々な角度から討論させて頂いたのですが、今回気になる記事を見つけたのでちょっと触れたいと思います。
※東京新聞Webより抜粋
~婚活イベントへの参加を主催者から断られた・・どうして?知的障害があることを伝えた契約社員男性のショック~
こちらは、東京都が運営する結婚支援サイト
「TOKYOふたりSTORY」
で見つけた婚活パーティーに参加を申し込んだ方が、一度は受理されたものの、知的障害がある旨を主催者にお伝えしたところ
「参加者は規約上、心身共に健康な方が対象となります」
という理由からキャンセルされたという内容です。
ちなみにご本人は契約社員として働いておりいたって健康だという・・・。
私はこの記事を見て、あらためて自治体が運営するという「強み」を活かせないものなのかと考えさせられました。
障がい者が参加できる婚活イベントの開催要望もあるそうですが、現状は対応できる態勢が整えられない・・という理由から開催されてないようですが、そこでこそ自治体全体で動くべきことではないのかな・・と私は思います。
※せっかく、自治体が行う事で利用者側としては「信頼度」「安価」というメリットがあるのに、勇気を振り絞って申し込んだ方に「健康上の理由」でキャンセルってどうかなと思います。だって知的障害の有無と、心身の健康って関係ないのではないでしょうか。。。。。
以前にもブログに書きましたが、自治体が行うメリットは「安価」というだけではなく、各分野・各部署と連携すれば「結婚したくても物理的諸事情があってできない人」
を支援することが可能だという点が何よりだと思うんです。
・経済面・・・不本意な非正規雇用のため、収入が安定していないケースなど
・家族問題・・・親の介護問題など
そして今回のような、「何かしら障害を持っている方」も残念ながら含まれてしまうのかもしれません。
自治体は単に「少子化対策」と銘打って「婚活イベント」を行うだけではなく、こういった
「本気で結婚を考えているものの、物理的にできない事情のある方々の支援」
に本気で取り組んでいただきたい!と改めてまた思いました。
私自身、まだまだこの分野は勉強不足なので何も偉そうなことは
今は発言できませんが、自治体同士での、部門が違う中での連携が実際できれば何かしらの糸口は見えてくるのではないでしょうか。
誰もが平等に幸せになる権利はありますし、そして幸せのカタチは人それぞれであってもいいと思います♡
疎外されることなく、誰もが素敵なパートナーと共に生きて行ってほしいなと、心から願わずにはいれらません。
私ももっと勉強してみたいなと改めて感じた記事でした。
I・So・Bee
住所:東京都品川区大井
電話番号:090-3336-7323
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