＜TV出演させていただきました＞官製婚活についての補足です | 婚活のコーチングならI・So・Bee | ブログ

事後の報告になります。

2024年2月2日（金）に

東京MXの「堀潤のモーニングFLAG」

番組内の「激論サミット」のゲストコメンテーターとして

今回出演させて頂きました。

今回のテーマは「官製婚活はやりすぎかどうか」

自治体が婚活事業を行うことに関するメリットやデメリットなど

様々な角度からお話しさせていただきました。

当日、番組ご参加の皆さんやスタッフの皆さんのお心遣いに心から感謝いたします。

本当にありがとうございました。

その中で、お話ししきれなかった部分をこちらでお伝えさせて頂きたいと思います。

まず、「官製婚活」という言葉はご存知でしょうか。

ひと言で言えば、国や自治体が婚活支援をするということですが、当然そこには「税金」が使われることになります。

その目的は、皆さんご承知の「少子化問題」「人口減少問題」この対策として実施しております。

そして、東京都でも独自のマッチングアプリを作り出会いの場を積極的に提供するという動きになっております。

私は、自治体が婚活支援をすることは反対ではありません。

なぜなら、自治体が行う事での利用者側としては「信頼度」「安価」というメリットが

あるからです。

しかし、ある程度の「配慮」も同時に必要だと思います。

結婚するしないは、あくまで個人的な問題ですよね。

既に国や自治体が行っているような様々な支援策、その中には

早急に必要を要しているものや、誰もが国民として受ける権利のあるような支援策などと

と同列で行うことは違うな～とは思ってます。

それくらい、「結婚」は個人的なことで、結婚するもしないも自由ですもの。

よって、価値観の押し付けにならない配慮は必要ですね！

そして、番組内で、

「自治体の婚活支援について効果的な形は何か」

このことについて各コメンテーターの方々からの貴重なご意見を伺い、

私も今後の勉強になりましたが、この中で私が思う効果的な形について、

その場では時間の関係でお伝えできなかった想いをここで補足させていただきます。

～～～私の想い～～～

私は、「結婚をしたくても物理的事情がありできない方」の支援も同時に行ってほしい！

それができるのが自治体なのではないか、と考えます。

この「物理的な事情」とは

・経済面・・・不本意な非正規雇用のため、収入が安定していないケースなど

・家族問題・・・親の介護問題など

一例にはなりますが、こうした事情を抱えている、でも将来的には結婚を希望されている

方も一定数いらっしゃいます。

こうした方々に、ただ単に自治体の婚活支援として、街コンに出席して頂いても

残念ながら、現状のままですと、婚活そのものが厳しいものになると考えられます。

まずは、「結婚できる環境を整える」その支援も同時に行えるシステムがあるといいなと

私個人的には思うのです。

収入が不安定の方に関しては、私のようなキャリアコンサルタントなどが、就労支援を行い、親の介護問題を一人で抱えてる方に関しては、ケアマネージャーなど介護福祉専門職の方が支援をする・・・

これが一連の流れで対応できるのが「自治体の強み」ではないか、と思います。

なぜ自治体の強み、かと言いますと、以下のようにそれぞれ部門毎に存在するからです。

＜職業や現在の仕事について＞

転職やキャリアチェンジを希望する場合は「各ハローワーク」を利用したり、労働条件やその他現在の職場に問題がある場合の相談窓口として、「各都道府県労働局」や「労働基準監督署」に総合労働相談コーナーが設置されております。

ハローワーク内には、キャリアコンサルタントも所属しており相談窓口もございます。

＜介護などについて＞

市区町村の介護保険課や介護保険事業課、または「地域包括センター」を利用できます。地域包括センターには、ケアマネージャーや保健師、社会福祉士などの専門家が所属しております。

自治体同士での、部門が違う中での連携が実際できるかどうかは、私自身が民間の立場なので何とも言えませんが、「できない」ではなく「できる仕組み」を考えて頂きたいと、

私自身は思っております。

あとは、月並みではありますが、この多様化の世の中、

「結婚のカタチ」も人それぞれでいいと個人的には考えております。

その人が本当に望むカタチやスタイルが、当たり前に実現できる社会になってほしい・・・

これは心から願うことです💖

私自身は、再婚時に「再度籍を入れる」ことを選択しましたが、もし私自身に子供が存在していたら、色々考えていたと思います。